本校は、本年度新しく開校してから10年目を迎えます。これまで多くの保護者や地域の皆様に愛され、支えられてまいりました。本当にありがとうございました。これからも引き続き、本校の教育活動への温かいご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。

 本年度、令和6年度入学式において、70名の新入生を迎え入れ、児童数457名、学級数23学級の学校としてスタートしました。めざす学校像を「笑顔あふれる 明るく楽しい学校」としました。子どもたちにとって、学校は友だちと仲よく学習したり遊んだりしながら多くのことを学ぶところです。学校に行くことが毎日楽しみで、「また明日も行きたい!」と思える学校になるように、そして、学校で学ぶ子どもたちや教職員の笑顔があふれる学校になるように考え、この学校像を掲げました。そのために、次の3つの学校づくりに取り組んでまいります。

 1つ目は、「あいさつができる学校」です。「おはようございます」「いただきます」「さようなら」など、学校生活のなかにはいろいろなあいさつがあります。その場面にあったあいさつが自然とできる学校にしていきたいと思います。あいさつとは少し違いますが、「ありがとう」という言葉も大切にし、相手に感謝の気持ちをしっかりと伝えられる子どもに育てていきたいと思います。

 2つ目は、「なかよくできる学校」です。学校の一番いいところは友だちがいることです。仲よしの友だちがいるから学校が楽しいと思えます。同じ学級や学年、異学年に多くの友だちができるように、「なかまづくり」や交流活動を大切にした学校にしていきたいと思います。

 3つ目は、「気持ちのよい学校」です。よく本校を初めて訪れた人たちから「とてもきれいな学校ですね。」と言っていただけます。この新しくきれいな本校をいつまでも大切にしていこうと思う子どもたちになるように、清掃や整理整頓を大切にした学校にしていきたいと思います。子どもたちが落ち着いた環境のなかで学習や活動に取り組むことで、だれにとっても「気持ちのよい」学校にしていきたいと思います。

 子どもたちは、新しい学年や学級での学校生活に大きな希望と期待をもち、張り切っています。私たち教職員も同じ気持ちです。子どもたち一人一人の思いをしっかりと受け止めながら、子どもたちと共に「笑顔あふれる 明るく楽しい学校」にしていきたいと考えています。これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

校長  坂本 芳德